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国内セミナー
2024.3.28
2024年2月13日(月)、高知市のひがきスタジオで第3回目となる「ジャパンヘアサーキット」が開催された。
総合司会は石沢貞治さん(Ash)。
今回高知開催を仕切ったのは山本晋爾理事(RT HAIR CREATION)
このセミナーはクリエイターズと呼ばれる講師たちがそれぞれ考える「日本ならではの技術やデザイン」をデモンストレーションし共有する場。クリエイターズ8名がカット&ケア、カラー&ケア、パーマ&ケアの3つのカテゴリで技術とデザインを展示した。
今回は二部制での技術展示をやめ、講師8名が同時進行で技術展示をし、聴講者たちが自由に動き回って見ることができる「回遊式」に。会場の段差をなくし、カット・パーマ・カラーでエリアを区分したことで、参加者は興味のあるブースに行くため講師と参加者の距離がより近くなり、活発に質疑応答が行われていた。
冒頭、渡邉委員長は「アジアは今、韓国ヘアが席巻しているが、日本の技術力は世界有数。このハイレベルな技術力を形にしてしっかりアピールしていきたい」と語った。
技術展示中は、使用している薬剤から時短のコツなど多岐に渡ってあちこちで活発に質疑応答が行われており、距離感が近いセミナーに。また、今回はモデルに美容師が多くかなりハードな履歴の髪が多数。しかしどんな履歴でもハイクオリティに仕上げていく現場力の高さを実感した充実した内容となった。
宇佐巳大介(KENJE)
「今の髪にはプレアウト・前処理・後処理が必須」
由藤秀樹(SNIPS)
「あいまいさをカタチに落とし込む」
染谷光正(uka)
「フォルムにこだわったミニマムショート」
深尾清太郎(GARDEN)
「残留だらけの複雑履歴毛をツヤ髪に」
小熊 滋(SNIPS)
「アイデアを駆使して短時間でクオリティを」
河原木佑弥(DaB)
「ダメージ知らずのリピートさせるパーマ」
宗 悠介(LIM)
「多毛・硬毛を柔らか質感に見せるテク」
竹村康平
「脱量感のあるおしゃれパーマ」